東北NO.1決定戦 Round 4 in 仙台ハイランド (2006.11.5  天候:晴れ  路面:ドライ)

 2006年度の「東北No.1決定戦」も、残すところあと2戦。仙台ハイランドと菅生の1度ずつになりました。
今日は今年度、仙台ハイランドでは最終戦になるという事もあり、多くの方々が参戦されました。
あまりの申込みの多さに、かなり事前に受付を締め切るなど、大盛況だったようです。

 レースクラスには筑波最速の堀越さん御兄弟をはじめとして、関東からも多くの有名な方々が
いらっしゃいました。これじゃ廻りの皆さんも、気合がはいらない訳にはいきません。
あさから天気にも恵まれ、今日は絶好のコンディションとなりました。

 前回のレースでリタイヤしたので、シリーズのポイントランキングも落ちてしまい、今回はなんとか
挽回したいという思いと、念願のハイランド2分を切りたいという思いから、思い切って新品の048を
導入、それなりに気合を入れて望んだ一戦でした。

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AM6:30過ぎ、ハイランドに到着。
PITはまだひっそりと静まり返っていました。

今年、通産3SET目となるADBAN 048 Mコン。
気合は十分。。。だったのにねぇ。。。(^^;

 AM8時過ぎ、ブリーフィングが行われます。
今回は初心者の方々の為に座学講習も開かれ、
ベテランから初心者まで、多くの方々が楽しめる
内容になっています。
 「東北No.1決定戦」という名称から、ちょっと
引いちゃう方もいるかもしれませんが、他のどの
走行会よりもキッチリしていますから、走りやすいと
思いますよ。皆さんも是非参加して下さいね!

 ラジアルクラス、フリークラス、レースNAクラスに続いて、レースターボクラスの予選が始まります。
予選は15分という短い時間帯の中でタイムを出さなきゃならないので、いかにクリアを取れるかが
ポイントになります。もっとも、速い方はそういった場を作るのも上手いので、「車が多くてダメだった」という
言い訳は通用しないんですよね。(^^;

 ハイランド到着後、合間を見てAL山形のメカニックであるデヴィさんにタイヤを交換してもらい、新品の
048を装着、後は出走を待つのみ。。。



 AM9:45 レースターボクラスの予選がいよいよ開始です!
私は6〜7番手くらいにコースイン、軽く様子を見ながら走り始めます。30数台という台数が一気に
コースに入るわけですから、気をつけないとホントに渋滞にハマってしまいます。なるべく車間を開けて
行こうと思っても、なかなか上手くいきません。そんな状態で最終コーナー手前のヘアピンに差し掛かります。
最終コーナーを立ち上がってメインストレート全開、しかし前車との距離が短すぎた。。。早めにブレーキを
踏んで2、3コーナーへ。裏ストレート手前の右を曲がると、又しても車両が。。。案の定、裏ストレート後の
シケインの手前部分でラインが交差、通常よりも強いブレーぃを余儀なくされます。

(・・・こんな調子じゃ、無理だな〜。。。)と思い直し、8割くらいのペースで周回。次の周に備えます。


 ヘアピンを曲がると、前方には車両はいません。これはチャンスかも?と思い3周目へ。。。
最終コーナーに飛び込み、クリップ付近で全開、リアが流れ始めるも、そのままアクセルを緩めずOUT側に
膨らんでいきますが、何時まで経ってもタイヤがグリップしない。。。少しくらいコースアウトしてでも
コースには戻れる、と思ったのですが、それ以上に滑り続けます。コースのゼブラを乗り越え、土手に
上がるような形になりましたが、なんとか戻れるかな。。。と思ったのも束の間、左リアからそのまま
コンクリートに 「・・・ガツン!★」と接触してしまいました。(>_<) 後ろから車両が来ないのを確認して
コースに戻り、ゆっくりと回ってきてPITに戻りました。

土手に乗り上げた為に破損したリップ部分。

最終コーナーのコンクリートにヒットした
左側リアの部分。

 PITに戻って車両を確認、前方はコースアウトした際に土手の段差の部分でリップを壊したようで、
右リアはコンクリートにぶつけた傷が大きく残ってました。。。(ノ_;) GTウィングの部分も壁に接触して
押されたような状態になったらしく、ウィングの台座の部分とトランクも歪んでいました。

 メカのデヴィさんが、リップを外し下回りの部分に入ってしまった草などを取り除き、ぶつけた衝撃の
影響で狂った左リアタイヤのアライメントも調整してくれました。なんとかこのまま走行が続けられれば、
とは思ったのですが。。。

 丁度PITが本部テントのまん前だったので、通りすがりの方々にジロジロ見られて。。。
情けないやら悔しいやら。。。

その後の走行枠で、他車がコース上にオイルを
撒いてしまい、メインストレート上はオイル処理材の
薬品で真っ白に埋められました。ライン上なんで
ちょっと危険かも。。。

 2回目の予選枠が開始され、私も試しにと思いコースイン。
一応は大きな影響もなく、このまま走れるかな。。。とも思ったのですが、同じレースクラスには
多くの台数が居り、みんなが必死に競い合う場で、万全な状態でない車両が混ざって、もし万が一
トラブルを引き起こしてみんなに迷惑を掛けたら。。。と考え、決勝レースには出ない事にしました。


 14時半にスタートした決勝レース、TOPには56秒台をマークしたFLAT・小池さん、2番手に
57秒台の川崎師匠、3番手にはSUPERLAPから参戦してきました蹄さん・ランエボなどと、
2分切りの車両が5台、他にも0〜2秒台に各車がひしめき合う、稀に見る接戦となりました。

 レッドシグナルが消灯、決勝がスタートします。スタートダッシュに強い4WD勢が前に出て行きます。
スタンドからは見えない部分でいろいろったようですが、メインストレートに戻ってきた時は、
1番手に蹄さん、2番手にFLAT小池さん、3番手に川崎師匠でしたが、1コーナーへは先に川崎師匠が
飛び込み2番手に浮上します。3周目には川崎師匠がTOPに。見てると簡単なように抜いていくので
面白いんですけどね。(^^;


 しかし波乱も多い一日となりました。
他にも随所で接触やトラブルが起きた車両が相次ぎ、10台近くがリタイヤする結果に。
レースですから、何らかのトラブルや事故、接触は付き物とは言え、ちょっとビックリしました。
皆さん、本気ですからね。。。そんな中に自分がはいれなかったのが、スゴク悔しい。。。(ノ_;)

ターボクラス・スターティンググリッド。
川崎師匠が2番手に沈んだのは久々に見ました。

スタート直後の1コーナー。
白煙は出なかったものの、見ててハラハラしました。

2周目のメインストレート。この後は師匠は余裕の走りで
順位を上げていきました。後半は流していた感じです。

 昨日は帰りがけに直接修理工場に車を持っていきました。
23日前に終わるようにお願いし、なんとかなるだろうとのお話を頂いたので、後は任せてきました。
もし万が一間に合わなかったら、リップとトランク&GTウィングだけでもなんとかして参戦します。

 最近、ちょっと調子の乗りすぎていたのかもしれません。
菅生での最終戦では、再び気を引き締めて走ってきます。。。